宗教

曽谷殿御返事(成仏用心抄)

曽谷殿御返事(成仏用心抄)建治2年(ʼ76)8月3日 55歳 曽谷殿法華経第一方便品第二に「諸仏の智慧は甚深無量である」と説かれている。天台大師の釈には「境の淵が無辺であるので甚深といい智慧の水が測り難いので無量という」とある。そもそもこの...
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報恩抄

報恩抄建治2年(ʼ76)7月21日 55歳 浄顕房・義浄房そもそも、狐は決して生まれた古塚を忘れず、老いて死ぬときにも必ず首を古塚に向けるといわれ、また毛宝に助けられた白亀は、後に戦いに敗れた毛宝を背に乗せて助け、その恩に報いたという。かく...
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日女御前御返事(御本尊相貌抄)

日女御前御返事(御本尊相貌抄) 建治3年(ʼ77)8月23日 56歳 日女御本尊への供養のために、お金を五貫文、白米を一駄、それに菓子若干をお送り下さいまして、確かに受け取りました。そもそも、この御本尊は、釈尊50年の説法のうち、最後の8年...
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弥三郎殿御返事

弥三郎殿御返事 建治3年(ʼ77)8月4日 56歳 弥三郎私(弥三郎)は無智の在家の身であるが、承わった法門の中でも、貴く思ったのは法華経第二の巻に説かれている今此三界とか申す御文である。この文の意は、今この日本国は釈迦仏の御所領であるとい...
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さだしげ殿御返事

さだしげ殿御返事 建治2年(ʼ76)12月20日 55歳 さだしげ殿前から申し上げているとおりである。世間の学者は仏法を学問して、我も我も智慧を得たと思っている、一生を無駄にして、夢のようなことを言っているが、唯一大事の法門を知らない。この...
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星名五郎太郎殿御返事

星名五郎太郎殿御返事 文永4年(ʼ67)12月5日 46歳 星名五郎太郎漢の孝明帝が夜夢に金人を見てから迦葉摩謄・竺法蘭の二人の聖人が初めて長安の都の入り口に立って以来、唐の皇帝の世に至るまでに、インドの仏法はすべて中国に流布し、梁の代に百...
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刑部左衛門尉女房御返事

刑部左衛門尉女房御返事 弘安3年(ʼ80)10月21日 59歳 刑部左衛門尉の妻今月とどいた手紙には「この十月三日は亡くなった母の十三年忌にあたるので、銭二十貫文を御供養いたします」等とある。外典の三千余巻には忠孝の二字を骨髄としており、内...
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新池御書

新池御書 弘安3年(ʼ80)2月 59歳 新池殿なんとうれしいことか、末法の正法流布の時に生まれあえた我等は。なんと悲しいことか、このたびこの経を信じない人々は。そもそも人界に生を受けた者でだれが無常を免れることができようか。そのような者に...
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新池殿御消息

新池殿御消息 弘安2年(ʼ79)5月2日 58歳 新池殿米三石を確かにお受けいたしました。 ただ今、一乗妙法蓮華経(法華経)の御宝前にお供えし、南無妙法蓮華経と一遍の題目を唱え終わりました。これは、亡くなられた愛しいお子様を霊山浄土(仏の住...
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白米一俵御書 

白米一俵御書 弘安期白米一俵・毛芋一俵・河海苔一籠、わざわざ使いを立てて送っていただいた。人間には二つの財がある。一には衣服、二には食物である。経文にも「有情は食に依って住す」と説かれている。文の意は、生命のある者は衣服と食物によって世を生...
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