宗教 法華行者逢難事 文永11年(ʼ74)1月14日 53歳 門下一同 河野辺殿等中大和阿闍梨御房御中一切我弟子等中謹上 三郎左衛門尉殿 日蓮富木殿追って申し上げる。竜樹・天親はともに千部の論師であるが、ただ権大乗の義を述べただけで、法華経については心に... 2025.03.26 宗教
未分類 呵責謗法滅罪抄 呵責謗法滅罪抄 文永10年(ʼ73) 52歳 (四条金吾)お手紙、詳しく承りました。法華経のゆえに已前、伊豆の国に流されたのも、このようにいえばへらぬ口をたたくと人は思うであろうけれども、心のなかでは悦びにひたっていたのである。無始から今に... 2025.03.24 未分類
宗教 当体義抄 当体義抄文永10年(ʼ73) 52歳 最蓮房問う、妙法蓮華経とは、その実体は、どのようなものであろうか。答う、十界の依報と正報とのすべてが、妙法蓮華経の当体なのである。 問う、もしそうであるならば、われわれのような一切衆生も妙法の全体である... 2025.03.20 宗教
未分類 「妙法曼陀羅供養事」の現代語訳 妙法曼陀羅供養事 文永10年(ʼ73) 52歳 (千日尼)妙法蓮華経の御本尊を供養いたしました。この曼陀羅は、文字は五字七字であるけれども、三世諸仏の御師であり、一切の女人の成仏を約束する印文である。冥途ではともしびとなり、死出の山では良馬... 2025.03.03 未分類
宗教 「経王殿御返事」の現代語訳 「経王殿御返事」の現代語訳文永10年(ʼ73)8月15日 52歳 (四条金吾) その後、お便りを聞きたいと思っていたところに、わざわざ人を遣わしていただきました。また、何よりも重宝な金銭を受け取りましたが、これは山海を尋ねても、日蓮の身には... 2025.02.28 宗教
宗教 「波木井三郎殿御返事」の現代語訳 波木井三郎殿御返事文永10年(ʼ73)8月3日 52歳 南部六郎三郎鎌倉に筑後房日朗・弁阿闍梨日昭・大進阿闍梨という弟子達がいる。この者達を召して、尊び、いろいろと話し合いなさい。お尋ねの大事な法門のことについてはあらあらここに申しておきま... 2025.02.25 宗教
宗教 「顕仏未来記」の現代語訳 顕仏未来記 文永10年(ʼ73)閏5月11日 52歳法華経の第七の巻、薬王品には「我が滅度の後、後の五百歳の中に、この閻浮提(世界)に広宣流布して断絶することがないであろう」等と述べられている。予(日蓮大聖人)一たびは歎いていう。今は仏滅後... 2025.02.18 宗教
宗教 「生死一大事血脈抄」の現代語訳 生死一大事血脈抄文永9年(ʼ72)2月11日 51歳 最蓮房日 蓮 記 之御手紙を詳しく拝見した。お尋ねの、生死一大事の血脈とは、いわゆる妙法蓮華経のことである。そのわけは、この妙法蓮華経の五字は釈迦・多宝の二仏が宝塔の中で上行菩薩にお... 2025.02.17 宗教
宗教 「聖愚問答抄」の現代語訳 聖愚問答抄文永5年(ʼ68) 47歳およそ生を受けた時から、死を免れないという道理は、貴い帝から卑しい民に至るまで、人はだれでも知っているけれども、まことにこれを大事とし、これを嘆く者は千万人に一人もいないのである。無常の死の現れ起こるのを... 2025.02.16 宗教
宗教 「諫暁八幡抄」の現代語訳 諫暁八幡抄 弘安3年(ʼ80)12月 59歳さて、馬は一歳、二歳の時は、たとえ頸が伸び、関節のところは丸く、細く腕が伸びていても、病気があるであろうとも思われない。 しかしながら、七、八歳等になって、身も肥え、血管も太く、上体の発達が勝り、... 2025.02.15 宗教