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新尼御前御返事

新尼御前御返事 文永12年(ʼ75)2月16日 54歳 新尼あまのりを一袋お送りいただいた。また、大尼御前からのあまのりもかたじけなく思う。この所は身延の嶽という。駿河の国は南にあたっている。その国の浮島が原の海際から、この甲斐の国、波木井...
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上野殿後家尼御返事

上野殿後家尼御返事 文永2年(ʼ65)7月11日 44歳 上野尼御供養の品を種々いただきました。上野殿御死去の後、冥途より訪れられたでしょうか。お聞きしたいものです。しかしあるとも思えません。夢でもなければ姿を見ることはよもやないでしょうし...
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遠藤左衛門尉御書

遠藤左衛門尉御書 文永11年(ʼ74)3月12日 53歳 遠藤左衛門尉日蓮は今度赦免をうけ、鎌倉へ登ることになりました。わたしにとって、方便品第二の「我が昔の所願の如き、今者は已に満足しぬ」とは、この年にあたるといえようか。遠藤殿の守護がな...
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弥源太殿御返事

弥源太殿御返事 文永11年(ʼ74)2月21日 53歳 北条弥源太日蓮は日本第一の僻人である。そのゆえは、人が皆父母よりも高く、主君よりも大事に思っているところの阿弥陀仏、大日如来、薬師如来を固く信ずるゆえに、三災七難は先代に超え、天変地夭...
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呵責謗法滅罪抄

呵責謗法滅罪抄 文永10年(ʼ73) 52歳 (四条金吾)お手紙、詳しく承りました。法華経のゆえに已前、伊豆の国に流されたのも、このようにいえばへらぬ口をたたくと人は思うであろうけれども、心のなかでは悦びにひたっていたのである。無始から今に...
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「妙法曼陀羅供養事」の現代語訳

妙法曼陀羅供養事 文永10年(ʼ73) 52歳 (千日尼)妙法蓮華経の御本尊を供養いたしました。この曼陀羅は、文字は五字七字であるけれども、三世諸仏の御師であり、一切の女人の成仏を約束する印文である。冥途ではともしびとなり、死出の山では良馬...
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